//20250601追加 M1 MacにWindows11!初心者向け無料仮想化ソフトはVMware Fusion一択か? | K’s-Fan
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【2025年最新版】M1 Macで使うWindows11!初心者向け無料仮想化ソフトはVMware Fusion一択か?

コンピュータ

Macユーザーでも、業務やアプリの都合でWindows環境が必要になることがあります。
そんなときに便利なのが「仮想化ソフト」です。

以前の記事でVMware Fusion をインストールする方法を解説していましたが、Broadcom の認証テクノロジーが2025年1月21日に変更されていますので、久しぶりにアクセスする方はアカウントがロックされている可能性があります。

この記事では以前の記事をベースに、Broadcomのアカウントロック解除方法も含めて2025年最新版としてリライトしたものです。

今回は、無料で使える最新の VMware Fusion Pro 13.6.3 を使って、Apple シリコンのM1/M2 MacにWindows11をインストールする手順を徹底解説します。

🛠 必要なもの(2025年時点)

公式サイトによると VM Ware Fusion をインストールするためには以下の要件が必要とされています。
以前の記事では、macOS Monterey 以上が必要としていましたが、少し要件が緩和されたようです。

項目必要スペック
macOSmacOS 10.15 Catalina 以降
プロセッサ2011年以降に発売されたMac製品
( Intel® Xeon® W3565 プロセッサを 2012 Mac Pro クアッドコアで使用している場合を除く)
メモリ8GB(16GB以上を推奨)
グラフィック– MacBook、2015 年初旬以降
– MacBook Air、2012 年中旬以降
– MacBook Pro、2012 年中旬以降
– Mac Mini、2012 年下旬以降
– iMac、2012 年下旬以降
– Mac Pro、2013 年下旬以降
ディスク容量5GB以上(仮想環境用)

詳しくは以下のリリースノートやシステム要件をご確認ください。

VMware Fusion 13.6.3 リリース ノート
Fusion Pro のシステム要件

📥 VMware Fusion Proのダウンロードとインストール

2025年8月時点での最新版は、VMware Fusion 13.6.4 です。
ダウンロードするためには以下の手順で進めてください。

Broadcom アカウント作成

ダウンロードにはBroadcomのアカウントが必要です。
アカウントをお持ちでない方は以下の公式サイトでアカウントを作成する必要があります。

Broadcom Support Portal

上記のページからアカウントを作成しておいてください。
アカウントをお持ちの方は次の「VMware Fusion のダウンロード」からお読みください。

VMware Fusion のダウンロード

アカウントが作成できたら、以下のポータルサイトにログインします。
Broadcom のアカウントをお持ちの方もここから進めてください。

Broadcom Support Portal ECX

ログインすると「My Dashboard – Mainframe Software」のページが表示されます。

Broadcom は 2025年1月21日以降に認証テクノロジーを変更されていますので、久しぶりにアクセスする方はアカウントがロックされている可能性があります。

アカウントロックの解除方法は以下を参考にしてください。

Serch the entire site に「VMware Fusion Pro」と入力し、「Serch」をクリックするとVMware Fusion Proが表示されますので、これをクリックします。

「Using VMware Fusion Pro」をクリックします。

Downloads の中にある「Broadcom Support Portal」をクリックします。

「VMware Fusion 13」をクリックします。

ダウンロードできるバージョンが表示されますので、最新版の「13.6.4」をクリックします。

「I agree to the Term and Conditions」(和訳:利用規約に同意します)にチェックを入れるとダウンロードできるようになります。

ダウンロードする前に追加の検証を求めてきますので、「OK」をクリックします。

登録したアカウントの個人情報を入力します。

Screenshot

もう一度、ダウンロードページに戻りますが、ここでダウンロードボタンをクリックするとダウンロードがスタートします。

VMware Fusion Pro 13のインストール

ダウンロードした VMware Fusion Pro 13 のパッケージは、557MB弱ありました。

パッケージをダブルクリックしてインストールできたら第一ステップは完了です。

💻 Windows11仮想マシンの作成手順

Windows11のインストールは、別途ライセンスを用意する必要があります。
インストール手順については以下のステップで進めます。

  1. 「MicrosoftからWindowsを取得」をクリック
  2. VMware Fusionを起動し「新規仮想マシンの作成」を選択
  3. Windows11 ISOファイルを指定し、インストール開始
  4. 仮想ディスク容量や暗号化設定を選択(初心者はデフォルトでOK)
  5. インストール完了後、ライセンス認証を行う

詳細については以前に書いた記事と変わることがありませんので、こちらを参考にしてください。

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🔍 よくある質問(FAQ)

仮想化ソフトを導入する場合のよくある質問を以下にまとめました。

Q1. 仮想化ソフトって何?Boot Campとは違うの?

仮想化ソフトは、Mac上で別のOS(WindowsやLinuxなど)を「仮想マシン」として動かすツールです。Boot CampはMacを再起動してWindowsを起動する方式でしたが、Apple Silicon(M1/M2)では使えません。仮想化ソフトはmacOSとWindowsを同時に使えるのが大きなメリットです。

Q2. Parallels Desktopとの違いは?

Parallelsは有料サブスクが必要ですが、Apple Silicon(M1/M2)に最適化されており、Windows 11 ARM版が高速に動作します。

それに対してVMware Fusion Proは、仮想ネットワークやスナップショット機能が充実しており、開発者向けに最適されています。何よりも個人利用なら無料で使える点が魅力です。

以下にParallels DesktopとVMware Fusion Proのメリットとデメリットを比較しました。

項目Parallels DesktopVMware Fusion Pro(個人利用)
💰 価格有料(サブスク制)<br>例:年間約10,000円〜無料(個人利用に限る)
🧠 M1/M2対応◎ 最適化済み○ 対応済み(やや設定が必要)
🛠 インストールの簡易さ◎ 初心者向けのUI○ やや技術的だが慣れれば簡単
🔄 Windowsとの互換性◎ 高い(DirectXなども対応)○ 一部制限あり(3D性能など)
🚀 パフォーマンス◎ 高速・安定○ 安定だがやや重め
🔐 セキュリティ設定○ 基本的な設定あり◎ 詳細な暗号化・隔離設定が可能
📦 機能の拡張性◎ 多機能(共有フォルダ・USB対応など)○ 必要最低限の機能
🧑‍💻 商用利用◎ ライセンス購入で可能× 無料版は商用不可
🧩 サポート体制◎ 日本語対応・充実○ 英語中心・やや限定的
🖥 UIの使いやすさ◎ 直感的で洗練○ やや技術者向け

Q3. 仮想化ソフトでWindowsを使うにはライセンスが必要?

はい、Windowsのライセンスは別途必要です。
Windows11は、ヨドバシカメラやAmazonなどのネットショップでライセンスキーがセットになったパッケージ品を購入するか、Microsoft公式からISOをダウンロードし、ライセンスキーだけを購入するする必要があります。

Q4. ゲームやソフトは仮想環境で動く?

軽めのゲームやOffice系ソフトならParallelsで快適に動きます。ただし、3Dゲームや動画編集ソフトなどはパフォーマンスが落ちることがあります。本格的な用途には物理的なWindowsマシンにはまだまだ勝てません。

Q5. 仮想化ソフトを使うとMacが遅くなる?

仮想マシンはCPUやメモリを消費するため、Macのスペックが低いと動作が重くなることがあります。仮想環境を使うときは、他のアプリを閉じるなどの工夫が必要です。M1/M2チップ搭載のMacなら比較的動作は快適ですが、大きなファイルを開くときなどはメモリが足りなくなり動作が緩慢になります。

Q9. Linuxを使いたい場合はどれがいい?

Linuxを使いたい場合はUTMがおすすめです。軽量で無料、LinuxのISOファイルを使って簡単に仮想環境を構築できます。ParallelsやVMwareでもLinuxは動作しますが、Windows向けに最適化されているため、Linux用途ならUTMがおすすめです。

📝 まとめ

2025年版のMac Bookで使える個人用の仮想化ソフトについては、VMware Fusion Proが費用面や操作性を考えても初心者向け仮想化ソフトの一択です。

また、Windows11のインストールでも特に困ることなく、MacでWindows環境を無料かつ簡単に構築できますので、Mac初心者にも安心してお勧めできます。

特にM1/M2チップ対応が進んだ今、Mac Bookの仮想化初心者でも安心して導入可能です。
ぜひこの記事を参考に、あなたのMacにWindows11をインストールしてみてください!

最後まで読んで頂きありがとうございました。
ではまたね〜

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