サイトを開設して半年、ようやく Googleアドセンスに合格しました。
私と同じような初心者がブログを開設し、アドセンス合格を目指すために必要な内容を実体験から解説します。
アドセンスの合格率はどれぐらいか公表されていませんが、一般的には 4% 前後であると言われていますので、初心者が独学で進めた時につまづきそうなポイントを解説します。
独自ドメインの取得
無料ブログでもアドセンスに合格することは不可能ではないようですが、巷で言われているように私は最初からレンタルサーバーを契約して独自ドメインを取得しました。
レンタルサーバの契約
アドセンスの審査にレンタルサーバーは影響しませんが、後から変更するのは大変なので最初にしっかり選ぶ必要がありますが、ブログ構築は現状では WordPress 一択です。
殆どのレンタルサーバーは WordPress を簡単にインストールできるので、ドメイン無料キャンペーンなどを狙って契約するのも良いでしょう。
レンタルサーバーの比較サイトを参考にしっかり調べることをオススメします。
選択のポイントは次の6つです。
- 速度(表示速度の速さなど)
- 費用(サーバレンタル費用、ドメイン使用料など)
- 機能(SSL、自動バックアップ、管理画面の使いやすさなど)
- 容量(データの保存容量など)
- 安定性(障害発生率、稼働率など)
- その他(ユーザーサポート、口コミ、お試し期間の有無など)
レンタルサーバーは費用も重要ですが、安定性も重視なので私は Xserver で契約しています。
Xserver では常にお得なキャンペーンも実施しているので確認してみてください。
サイトの開設
レンタルサーバーを契約し、ドメインの取得ができたらいよいよサイトを開設することになります。WordPress をインストールして、テーマ(デザイン)を決めましょう。
テーマは有料と無料のものがありますが、SEO対策がしっかりとできるものが良いと思います。
初めてブログを開設する場合は、何を選んで良いのかわからないと思いますので、まずは無料のものでも良いと思います。
無料テーマの場合は Cocoon 一択と言っても良いぐらいですが、オススメテーマを解説しているサイトを参考に好きなテーマを選べば良いです。
ちなみに、このサイトは Cocoon で作成しています。
メニュー(固定ページ)の作成
サイトが開設できたら、Googleアドセンスの審査に最低限必要なメニュー(固定ページ)を作成します。
私は最終的に次の4つの固定ページとサイドメニューを作成しました。
順を追って解説します。
プロフィール
コンテンツの作成者を明確にするためにもご自身のプロフィールをしっかりと書いてください。
Googleが重視するポイントの一つに権威性がありますので、ご自身の経験を踏まえて次のポイントを押さえた内容にしてください。
- ブログの管理者はどんな人か?
- 誰に向けて情報発信しているのか?
- どんな悩みや困り事が解決できるのか?
プライバシーポリシー
個人ブログでもプライバシー情報を取得する機会が少なからず発生する場合がありますので、必ず設置する必要があります。
また、GoogleアドセンスやGoogleアナリティクス、Amazonアソシエイトなどのアフィリエイトでもプライバシーポリシーに明記する内容が指定されている場合があります。
プライバシーポリシーの書き方については Xserver で詳しく解説されています。
私はこちらを参考にしました。
お問い合わせ
結論から言うと、お問い合わせのフォームはアドセンスには必須です。
アフィリエイトでも必要とされている場合がありますので作成してください。
私は「Contact Form 7」というプラグインを使って作成しています。
サイトマップ
サイトマップには「xmlサイトマップ」と「HTMLサイトマップ」の2種類があります。
私は固定メニューのサイトマップを最初は作成しておらず、サイトマップ構築が必要との情報を「xmlサイトマップ」のことだと思い込んで最後まで見落としていました。
一番最後に対応したのが HTMLサイトマップで、作成後にアドセンスに合格しました。
HTMLのサイトマップは固定ページを作成し、タイトルは「サイトマップ」として、ショートコードで 画像のように「sitemap」 とするだけで自動でサイトマップができます。
(“「”は半角カギかっこ)
サイドメニュー
サイトを見やすくするためにサイドメニューに以下を並べるようにしました。
最初は人気記事を出してなかったのですが、見やすいブログを意識して途中から追加しました。
- 最近の投稿
- 人気記事
- 最近のコメント
- アーカイブ
見やすい表示であればアドセンスの合格には直接関係ないと思っています。
記事の作成
Googleがアドセンスで求める内容は E-E-A-T と呼ばれ、次のポイントを意識する必要があります。
- 経験(Experience)
- 専門性(Expertise)
- 権威性(Authoritativeness)
- 信頼性(Trustworthiness)
ブログを始めたばかりの時は1本目の記事を書くのに戸惑うと思いますが、正直なところ最初は誰もブログに訪れる人はいないので、気にせずに記事を書くことに慣れる方がいいです。
私も最初は日記っぽい内容を書いていましたが、アドセンス合格のために日記のような記事は全て削除し、大半の記事はリライトしました。
記事を書くのに慣れたらしっかりと次の点を意識して作成してください。
但し、YMYL(Your Money or Your Life)に関する記事は高度な専門性がなければ避けた方が無難です。
有用性
初心者がアドセンス申請後に直面する最初の通知は、「有用性の低いコンテンツ」だろうと思います。
記事はユーザーにとって有益な情報であることを意識して、出来るだけオリジナルコンテンツで権威性のある記事が理想です。
記事は写真やイラストを使用して分かりやすい内容にしてください。
他のWebサイトと同じような情報であっても独自目線でご自身の体験を踏まえた内容にすべきです。
情報源には専門性のあるサイトや公式サイトを引用してください。
Googleが求める権威性(E-E-A-T)については以下をご確認ください。
文字数
1つの記事の文字数は最低でも1000文字、出来れば2000文字程度を目安に記事を作成してください。
あまりにも文字数が少ないと記事の中身がユーザーにとって価値のないものと判断してしまいますが、文字数ばかりを意識して冗長な記事になっていないか注意してください。
冗長とは?
文章・話などが、むだが多くて長いこと。また、そのさま。「話が—に流れる」「—な論文」
goo辞書より
私は職業柄、法務や知財も手掛けているので主語を抜いた文章は書かないのですが、文脈から主語を抜いても意味が通じる場合は短くて分かりやすい文章の方が良いと思います。
ご自分の言葉で分かりやすい表現を心がけ、有益な記事を作成してください。
記事数
記事数は1つのカテゴリーに対して5記事ぐらいは必要と思います。
カテゴリを増やし過ぎると記事数も必要となるので、2〜3カテゴリぐらいで10〜15記事ぐらいを目安にしたら良いと思います。
ポリシーの遵守
アドセンスのポリシーに違反する表現やコンテンツがないか注意してください。
- 危険または中傷的なコンテンツ
- 差別的な内容や他者を威嚇・攻撃しているコンテンツ
- 性的なコンテンツ
- 戦争や犯罪に関係するコンテンツ
- ドラッグや違法薬物に関係するコンテンツ
アドセンスに載せることができない制限については以下をご確認ください。
税務情報の登録
アドセンスの合格とは直接関係ありませんが、お住まいの地域によって報酬が発生した場合に税金を納める必要があります。
このブログを見る人の殆どの方が日本にお住まいだと思うので、正しい税務情報を登録してください。
アドセンスからシンガポールの税務情報を求められた場合は、以下の記事を参考にしていただければスムーズに登録できると思います。
まとめ
一言で言うならブログを開設したらやるべきことは有用な記事をカテゴリーに対して満遍なく書くことだけです。
私は文字数を意識するあまり、冗長な記事が多かったので殆どの記事をリライトしました。
また、記事数の少ないカテゴリーは、記事を下書きに戻してカテゴリーを2つに絞りました。
メニュー(固定ページ)については以下を準備してください。
記事については以下を意識してください。
初心者は「有用性の低いコンテンツ」と言われてもどうすれば良いのか分からないと思いますのでこの記事を参考にして頂ければ幸いです。
このブログは Xserver と WordPress で運用しています。
気になる人はチェックしてくださいね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
ではまたね〜。