Amazonアソシエイトプログラムを利用してブログやウェブサイトで収益を上げている、あるいはこれから始めようとしているあなたへ。せっかく努力して得た大切な報酬を、設定ミスで振り込まれない、または不必要な税金(源泉徴収)で大きく目減りさせてしまうのは避けたいですよね。
実は、Amazonアソシエイトで安定して収益を得るためには、プログラムの登録だけでなく、「アカウントの管理」の中でも特に「お支払いおよび米国税務情報」の設定を正確に行うことが極めて重要になります。特に、国際的な取引となる「米国税務情報」の登録を怠ると、報酬の約40%近くが源泉徴収されてしまうという、恐ろしい事態も起こり得るのです。
この記事では、Amazonアソシエイトのアカウント管理を完璧にし、収益を最大化するための米国税務情報や支払い設定について、最新の情報(2025年現在)に基づいて初心者の方でも迷わないように、具体的な手順と注意点を徹底的に解説します。この記事を読めば、「設定が不安で前に進めない」という悩みから完全に解放されますよ。
この記事で分かること:
- Amazonアソシエイトの米国税務情報を正確に登録し、二重に源泉徴収税率を支払わない方法
- 報酬を確実に入金してもらうための「お支払い情報」の設定手順と注意点
- アカウント管理画面で定期的に確認すべき重要項目や、収益を最大化するためのヒント
【最重要】Amazonアソシエイトの支払い情報の登録
アソシエイトプログラムを申請したら、次に報酬を確実に受け取るための「お支払い情報」の設定と、「税務情報」の登録が必要です。
設定は、ホーム画面の「お支払い/米国税務情報を変更」から設定できます。

特に税務情報の登録は報酬が発生した時に米国で税金を支払ってしまうと、日本の税金と合わせて二重に支払いが発生する可能性があるので間違いの無いようにしてください。
報酬の支払い方法:振込とギフト券のどちらを選ぶべきか?
Amazonアソシエイトの支払い方法には、主に以下の2種類があります(日本のアソシエイトの場合)。
- 銀行振込(直接入金):
指定した日本の銀行口座に直接報酬が振り込まれます。
最低支払い基準額は5,000円からとなります。 - Amazonギフト券:
報酬額相当のギフト券として受け取れます。
最低支払い基準額は500円からとなります。

私のおすすめは、やはり銀行振込です。確定した報酬をそのまま自分の口座で使えるため、収益を最大化し、管理の手間も最小限に抑えられます。
もし報酬が少ないうちは、500円から受け取れるAmazonギフト券での受け取りも選択肢として考えられますが、確定した収益を事業資金として活用したいなら、5,000円に設定されている銀行振込のままにしておくのが一般的です。
銀行振込(直接入金)の設定手順
銀行振込を設定するには、以下の情報を入力する必要があります。
- 銀行の所在地(所在地に合わせて自動的に通貨が「円」になる)
- 口座名義(半角カタカナ)
- 口座種別(普通/当座)
- 口座番号(再確認と合わせて2回入力)
- 銀行名(プルダウンから選択すると銀行番号も自動的に入力される)
- 店番号(3桁の数字で入力)

特に注意したいのが、口座名義はアソシエイト登録名義と一致している必要がある点です。また、ネット銀行を含め、多くの日本の金融機関が利用可能ですが、登録できるかどうかは事前に確認しておくと安心です。
振込日のスケジュール
報酬は発生した月にすぐ振り込まれるわけではありません。
- 成果が発生した月:例えば1月
- 成果が確定・集計される月:2月
- 口座に振り込まれる月:3月(末日付近)
このように、報酬確定から約2ヶ月後に実際に入金されるというサイクルを理解しておくと、収支計画を立てやすくなります。特に始めたばかりの頃は「まだ振り込まれない」と不安になるかもしれませんが、このタイムラグを覚えておきましょう。
「米国税務情報」の登録
Amazonアソシエイトで成果報酬が発生したら、次に取り組むべき最重要ステップが「米国税務情報」の登録です。この設定を軽視していると、あなたの報酬が意図せず大きく減ってしまう可能性があります。これは、Amazonアソシエイトプログラムの運営元がアメリカにあるため、日本の利用者であっても米国の税法に基づく情報提供が求められるからです。
「税務情報」と聞くと身構えてしまうかもしれませんが、私たち日本在住のアフィリエイターが適切な選択をすることで、報酬から米国の税金を非課税にすることが可能です。これは、日本とアメリカ合衆国との間で締結されている「租税条約」の恩恵を受けるためです。ここでは、なぜこの情報が必要なのか、そしてどう設定すれば税率を最適化できるのかを分かりやすく解説します。
正しい税率にするための必須入力項目
報酬の支払い方法に続けて、「米国の税務上、貴方は下記の(1)(2)(3)のいずれかに該当しますか?」と質問がありますので、いかに該当する項目がなければ「いいえ」を選択してください。
| (1) | 米国市民である |
| (2) | 米国の合法的居住者である |
| (3) | 米国の法律に基づいて設立された事業体である |
なぜ「米国税務情報」が必要なの?
Amazonアソシエイトは、日本のAmazon(アマゾンジャパン合同会社)のプログラムのように見えますが、プログラム自体は米国のAmazon.com Services LLCが運営しています。そのため、報酬の支払いは国際的な取引とみなされ、米国のIRS(内国歳入庁)から税務上の情報提供が求められます。
もし、この「米国税務情報」の登録を怠ったり、誤った情報を登録したりすると、米国での納税義務がある、または情報不備であると見なされ、あなたの報酬から最大で40%近くが自動的に源泉徴収されてしまいます。せっかく10万円の報酬を得ても、4万円近くが税金として引かれてしまうのは大きな損失ですよね。正確な手続きを踏むことで米国の源泉徴収税率を非課税にして、日本での源泉徴収と二重に課税されることを防ぎますので必ず設定を行いましょう。
非米国の納税者の重要性
ここで最も重要なのが、「非米国の納税者」として正しく入力することです。あなたが米国の納税対象でないことを宣言することで、「日米租税条約」に基づき、米国での源泉徴収税率を非課税にするための申請が完了します。
💡 租税条約とは?
「二重課税の回避や、脱税及び租税回避の防止などを目的として、日本と相手国の間で締結される条約のことです。」
引用元:租税条約に関する資料(財務省)
税務方法(日本)の回答状況:税に関するインタビュー
Amazonは日本の税法に基づき、パートナーへの支払いにおいて正しい税務処理(源泉徴収の有無や消費税の計算)を行う義務があります。特に2023年10月から開始された「インボイス制度(適格請求書等保存方式)」への対応として、登録者が「免税事業者」なのか「課税事業者(インボイス登録済み)」なのかを正確に把握するために、この回答状況が重要視されています。
以下のような表示になっていないか確認してください。
- 完了: 必要な「税に関するインタビュー」が終了しており、支払いのための準備が整っている状態です。
- 未回答: 情報が不足しています。このままでは報酬の振込が停止されたり、支払いが遅延したりする可能性があります。
税務方法(日本)の回答方法
ステータスを「完了」にするには、画面上のリンクから「税務方法(日本)の回答(税に関するインタビュー)」に進み、主に以下の項目に回答します。

- あなた又は貴社の税務上の形態は何ですか?:
「個人」か「法人」のどちらかを選択します。法人の場合は、事業タイプ(株式会社、公益法人など)や、法人番号の入力が必要となります。 - 税務上の正式名称を入力してください:
個人の場合は氏名を入力してください。住所は自動的に入力されているはずですが、間違った住所になっていないか確認してください。 - 正式名称と住所:
税務署に登録している氏名・住所を入力します。 - 税務上の居住地国/地域を選択します:
日本を選択します。もし、日本以外の地域であれば、その国でのインボイス番号や納税者番号の入力が必要となります。 - 適格請求書発行事業者(インボイス発行事業者)の登録番号を持っていますか?:
個人の場合は、「いいえ」で結構です。法人などの場合はインボイス発行事業者の登録番号を入力する必要があります。 - 貴社またはあなたは消費税の課税事業者ですか?:
個人の場合は、「いいえ」で結構です。今後課税事業者に変更した場合には、再度税務情報に関するインタビューを受け、課税事業者である旨を回答する必要があります。
回答が完了していない場合、アソシエイトのホーム画面に「紹介料のお支払いのために税務情報に関するアンケートへの回答が必要です」という警告メッセージが表示されます。これを放置すると、紹介料の合計額が支払い基準(5,000円など)に達しても、実際の振り込みが行われないため注意が必要です。
Amazonアソシエイトプログラム「アカウントの管理」で定期的に確認すべき事項
米国税務情報とお支払い設定という最重要項目が完了した後も、収益を継続的に、かつ安定して受け取るためには、アカウント管理画面で定期的に確認・更新すべき事項がいくつかあります。これらの管理を怠ると、規約違反によるアカウント停止や、成果の取りこぼしにつながる可能性があります。
登録情報(住所・メールアドレス)の変更と確認
ブログ運営やビジネスを進める中で、引越しなどで住所が変わったり、メインで使用するメールアドレスを変更したりすることはよくあります。
- メールアドレスの確認:
Amazonアソシエイトからの重要通知(規約変更、支払い通知、アカウントに関する警告など)は、登録メールアドレスに届きます。このアドレスが現在使われていない古いものだと、重要な情報を見逃し、最悪の場合、アカウント停止といった取り返しのつかない事態に発展するリスクがあります。 - 住所の正確性:
特に法人利用の場合や、稀にAmazonから重要な書面が郵送される可能性があるため、常に最新の住所に更新しておきましょう。住所は「支払い連絡先情報の変更」から変更ができます。

「サイト情報」の更新と規約遵守のチェック
Amazonアソシエイトの「設定」において、多くの方が一度登録を済ませると放置しがちなのが「サイト情報の管理」です。しかし、実はここが最もリスクの潜む場所だということをご存知でしょうか。例えば、新しくサブブログを立ち上げたり、X(旧Twitter)やInstagramで商品紹介を始めたりした際、そのURLをアソシエイト・セントラルに登録せずにリンクを貼ってしまうと、それだけで「未承認サイトでの利用」として規約違反になります。
せっかく積み上げた収益が、たった一つの登録漏れで没収されてしまう……そんな悲劇を避けるために、情報の更新と規約遵守のセルフチェックは、いわば「収益を守る防衛ライン」です。
ここでは、最新の2025年基準に基づいた、サイト情報の追加方法と、絶対に外せないチェックリストの具体例を挙げましたので、ご自身の「設定」と照らし合わせながら読み進めてみてください。ご自身のブログやSNSの「設定」が以下の基準を満たしているか、今一度確認してみましょう。
| チェック項目 | 規約遵守の具体例 | よくあるNG例(違反) |
| 提携関係の明記 | 「Amazonアソシエイトとして、適格販売から報酬を得ています」と記載。 | どこにも記載がない、または非常に分かりにくい場所に隠している。 |
| 価格・在庫の表記 | 自動更新される公式ツールやAPI経由のリンクを使用。 | 「今なら1,980円!」と記事内に直接テキストで固定価格を書く。 |
| リンクの改変 | Amazonが発行した短縮URL(amzn.to)をそのまま使う。 | 他の短縮URLサービス(bitly等)を使ってリンク先を隠す。 |
| 画像の利用 | 公式ツールから取得した画像URLを使用する。 | Amazonの商品画像を右クリック保存して、自分のサーバーにアップロードする。 |
| 紹介方法の制限 | ブログ記事やSNSの投稿内にリンクを設置。 | メールマガジンやLINE、PDF資料内に直接アフィリエイトリンクを貼る。 |
複数サイト・SNSのURL登録
よくある規約違反には、ブログを新しく立ち上げたり、YouTubeやInstagramなどのSNSでもアソシエイトリンクを利用し始めた場合、必ず「ウェブサイトとモバイルアプリのリスト」に新しいURLを追加してください。

- 規約違反のリスク軽減:
登録されていないサイトやSNSでリンクを貼っていることが判明すると、規約違反と見なされ、アカウント停止の原因となることがあります。 - 運営の透明性:
複数の媒体で収益を得ている場合は、全てを正確に登録し、運営の透明性を保つことが、長期的なアソシエイト活動の鍵となります。
「トラッキングID」の追加・管理で成果を正確に測定する
トラッキングIDは、アソシエイトで最も基本的なアカウント管理要素の一つです。これは、どのサイト(媒体)からの売上なのかを識別するために使用されるIDです。
もし、アソシエイトプログラム申請後でも180日以内に3件の適格販売(成果)が達成できない場合、新たに申請し直したら新しいトラッキングIDが発行されますので、再申請した後は広告に使うトラッキングIDを新しいトラッキングIDに修正する必要があります。
- 成果の正確な把握:
もしあなたが複数のブログ(Aサイト、Bサイト)やYouTubeチャンネルを運営しているなら、それぞれの媒体で別のトラッキングIDを作成し、使用することをおすすめします。 - 収益の最適化:
トラッキングIDを分けることで、「どの媒体が一番収益を生んでいるか」「どの媒体にテコ入れすべきか」といった分析が容易になり、結果として収益の最適化につながります。
トラッキングIDは、管理画面からいつでも確認できますので、新しい媒体を始める際には必ず設定しましょう。
Amazonアソシエイトの確定申告の基礎知識
Amazonアソシエイトで収益を得るということは、所得が発生しているということです。アカウント管理で税率を非課税にしたとしても、日本国内での納税義務は残ります。ここでは、日本の税制における基礎知識を補足します。
アソシエイト収入が年間20万円を超えた場合の確定申告の必要性
会社員やアルバイトの方が副業としてAmazonアソシエイトを行っている場合、その所得が年間20万円を超えると、原則として確定申告が必要になります。
この所得が20万円以下であれば、給与所得者(会社員など)の場合は確定申告は不要ですが、これはあくまで所得税の話であり、住民税の申告は必要となる場合があります。
米国源泉徴収の非課税と日本の確定申告の関係
前述の通り、米国税務情報で源泉徴収税率を非課税に設定することで、報酬から米国の税金が引かれることはなくなります。しかし、これは「米国の税金が引かれない」というだけで、「日本で税金を納めなくていい」という意味ではありません。
日本で得た所得は、日本の税法に従って申告・納税する義務があります。アソシエイトの収益は、事業規模によりますが、事業所得または雑所得として申告することになります。
確定申告や副業に関する正確な情報は、以下のサイトで確認できます。
- 確定申告: 国税庁が定める所得税の確定申告方法に基づいて申告してください。
- 副業: 金融庁が発行している国民の安定的な資産形成の支援に関する施策の総合的な推進に関する基本的な方針をご覧ください。
Amazonアソシエイトの「アカウント管理」に関するQ&A
ここまで解説してきた内容で、読者からよく寄せられる「なぜ?」「どうすればいい?」という疑問にQ&A形式でまとめてお答えします。
Q1: 米国税務情報を間違って入力してしまった場合、修正できますか?
A1: はい、いつでも修正可能です。 アカウント管理画面の「支払い/米国税務情報」から何度でも情報の再入力ができます。また、税に関するインタビューの「税務情報(日本)の回答状況」が未回答になっていないか確認してください。
Q2: 支払い情報を変更したら、いつから新しい口座に振り込まれますか?
A2: 変更が反映された後の確定分から新しい口座に振り込まれます。月の途中で変更した場合、その月に確定した報酬は古い口座に振り込まれる可能性があるので、念のため新旧両方の口座を確認してください。
Q3: 銀行口座名義は、アソシエイト登録名義と一致している必要がありますか?
A3: 原則として、一致している必要があります。 報酬の振込は、セキュリティと本人確認の観点から、アソシエイトプログラム登録時の名義と、銀行口座の名義が同一であることを求められます。
Q4: アカウント停止を避けるために注意すべき規約違反はありますか?
A4: 多数ありますが、特に注意すべきは「自分で自分のリンクを踏んで商品を購入する」行為や「虚偽のサイト情報や登録情報の提供」です。また、商品価格などの情報を直接サイトに書き込むことも規約違反になる場合があるため、必ずAmazonの規約(オペレーションアグリーメント)を定期的に確認してください。
まとめ:Amazonアソシエイト「アカウント管理」の重要性と今後のアクション
この記事では、Amazonアソシエイトで安定かつ最大効率で収益を得るために必須となる「アカウント管理」の中でも、特に重要な米国税務情報とお支払い設定について詳しく解説しました。
米国税務情報を正確に登録し、米国源泉徴収を非課税にすること、そしてお支払い情報を最新かつ正確な状態に保つことが、あなたのAmazonアソシエイト収益を最大化する鍵となります。
まだ設定に不安がある方は、この機会にぜひアソシエイト管理画面にログインし、以下の項目をチェックしてください。
- 米国税務情報の税率が非課税になっているか?
- お支払い情報の口座情報が最新で正確か?
- 利用しているサイトやSNSのトラッキングIDが適切に設定されているか?
これらのアカウント管理を怠らず、コンテンツ制作に集中して確実に報酬を得るようにしましょう。


